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人手不足が進む中での選択肢|省人化を実現する電子マニフェストの代行起票

電子マニフェストは、産業廃棄物の収集運搬や処分を行う際に必要な管理票を電子化したシステムとして、導入が進んでいます。 一方で実務の現場では、異動・退職に伴う担当者の不在や、入力ミスによる法令違反といった課題が生じるケースも少なくありません。
こうした課題への対応策として活用が広がっているのが「代行起票」です。
代行起票を活用することで、登録作業の手間を大幅に軽減できるだけでなく、入力ミスの防止や法令面のリスク低減にもつながります。 本記事では、代行起票の概要やメリット、利用時の注意点を分かりやすく解説します。
この記事の執筆者
共同技研株式会社 営業チーム
電子マニフェストの代行起票とは?
代行起票とは、排出事業者が本来行う電子マニフェスト(JWNET等)への登録作業を、 専門業者に委託することを指します。具体的には次の作業を代行します。
- マニフェストに必要な情報の入力
- 電子マニフェストシステム(JWNETなど)への登録
代行起票は法的に問題ない?
産業廃棄物処理法等では、電子マニフェストの作成作業を第三者へ委託すること自体を禁止していません。 ただし、最終的な責任は排出事業者にありますので、いくつか重要なポイントを押さえておく必要があります。
「作成」の代行は可能
電子マニフェスト情報の入力や作成作業を専門業者に委託することは法律上問題ありません。 ただし、データの正確性や登録内容の確認は排出事業者が行わなければなりません。
「署名」の代行は注意が必要
紙マニフェストでは起票者の署名が必要であり、これを他者に代行させることはリスクが高く推奨されません。 なお、電子マニフェストは署名自体が不要です。
代行起票のメリット
電子マニフェストの代行起票には、実務の負担を軽減しながら、 安定した運用を支えるさまざまなメリットがあります。
人材不足の解消
電子マニフェストの運用には、制度理解や操作経験が求められますが、 社内に専任の担当者を確保することが難しいケースも少なくありません。 代行起票を活用することで、専門知識を持つ業者に登録業務を任せることができ、 人手不足の状況でも無理なく安定した運用が可能となります。
法令リスクの低減
電子マニフェストは入力内容に不備があると、是正指導や行政対応につながるリスクがあります。 代行起票では、関連法令や運用ルールを熟知した専門業者が入力・管理を行うため、 誤入力や記載漏れを防ぎ、法令面のリスク低減に寄与します。
属人化の防止
特定の担当者だけが運用方法を把握している状態では、異動や退職のたびに引き継ぎが必要となり、 業務が滞る恐れがあります。代行起票を導入することで、個人に依存しない運用体制を構築でき、 継続的かつ安定したマニフェスト管理が可能になります。
事務負担の軽減
電子マニフェストの修正や再登録、内容確認といった作業は、想像以上に時間と手間がかかります。 こうした煩雑な事務作業を代行起票に任せることで、社内担当者は本来注力すべき業務に集中でき、 業務全体の効率化につながります。
代行起票を利用する際の注意点
代行起票を上手に活用することで日常業務は大きく効率化できますが、 安心して運用するために、事前に確認しておきたいポイントがあります。
最終責任は排出事業者にある
代行起票を利用しても内容確認・保存の責任は排出事業者にあります。 委託後も運用ルールとチェック体制を整えましょう。
代行範囲を明確にする
業務委託契約で代行範囲や登録内容を明確に定めておくことで、トラブルを未然に防ぎます。
信頼できる業者を選定する
電子マニフェストの代行業務を任せる業者は、信頼性と実績を重視して選ぶことが重要です。 法令リスクに直結するため、慎重に選定しましょう。
共同技研の代行起票サービス
共同技研では、長年にわたり産業廃棄物の収集運搬業務に携わってきた実績をもとに、 現場の実情やマニフェスト運用を踏まえた代行起票サービスを提供しています。 実際の運搬業務を担っているからこそ、記載内容や運用ルールを理解したうえで、 実務に即したサポートが可能です。
なお、電子マニフェストの代行起票サービスは 、 弊社と収集運搬をご契約いただいている排出事業者様を対象として、 無償でご提供しております。 日々の登録作業や修正対応といった負担を軽減し、 安定したマニフェスト運用と業務効率化を支援いたします。 収集運搬業務とあわせた運用について、ご検討の際はお気軽にご相談ください。
ご利用事業者様の声
実際に弊社の代行起票サービスをご利用いただいた事業者様の声をご紹介します。
■マニフェスト登録代行サービスを利用
Before:現場作業員が毎回登録し、数字の打ち間違いや修正忘れが発生。管理者は都度指示・修正対応に追われ、管理工数が膨らんでいた。
After:共同技研が登録・急な変更時の修正まで一括対応。現場は作業に集中、管理者は確認中心となり、工数とヒューマンエラーが大幅減。
■マニフェスト登録代行サービスを利用
Before:紙から電子へ移行したいが、事務時間・人員不足で停滞。行政提出のための集計も負担。
After:払出スケジュール連絡のみで電子運用に移行。受渡確認票の運用もスムーズになり、紙の準備や集計作業が軽減。現場に割ける時間が増加。


